Q:「乾杯!」(カンパイ)を英語で言うとどうなりますか?

A: "Toast!"や"Cheers!"そして"Bottoms up!"がポピュラーです!

【「乾杯!」をインターナショナルに言おう!】
★Toast!(トースト)・・・アメリカ・イギリス・オーストラリア
★Cheers!(チァーズ)・・・イギリス・オーストラリア・(アメリカ)
★干杯!(カンペイ)・・・中国
★Cin Cin! (チン チン)・・・イタリア
cheers★Prost! (プロースト)・・・ドイツ
★A votre sante! (ア ボートゥル サンテ)・・・フランス
★iSalud! (サルー)・・・スペイン・メキシコ
★Skaal! (スコール)・・・デンマーク
★건배(コンベ)、위하여(ウィハヨ:~のために)、짠(チャン)・・・韓国 

<<~に乾杯!>>
★Here's to~!「ヒァーズ トゥ ~」
・Here's to our friednship! 「私達の友情に乾杯!」
・Here's to your future! 「あなたの将来に乾杯!」
・Here's to you!

<<本当は恐ろしい「乾杯!」>>
 乾杯をするときは、必ず仲間同士グラスをぶつけて音を立てます。何気なくやっていることだけど、じつはコワーい由来があるのです!
 かつてギリシャでは、酒を飲むと悪魔が人間の中に入り込むと信じられていました。だから飲む前にグラスを人々とあわせ、その”カチン”という音で悪魔祓いをしたということだったのです!また、毒殺が繰り返し行われていた中世ヨーロッパでは、グラスをぶつけ合うことでお互いの酒を混ぜ合わせ、グラスに毒が入っていないことを証明したということ。「乾杯!」なんて気軽にやってたけど、実はこんな意味があったんですね😌

<<乾杯がToast(トースト)なわけ・・・>>
 「乾杯」はなぜ英語でToast!(トースト)となるのでしょうか?Toastとは、パンをトーストする(焼く)などのように、一見乾杯とは関わりが無いように思えますよね。これには諸説があるのですが、有名なものをあげると、

1. 17世紀のフランスでは、乾杯をする際、小さいトーストをお酒に浮かべて飲む風習があり、そこから、乾杯の際に"Toast!"という単語を使うようになった。
2. 英国では、昔ワインの酸(acid)を和らげるため、トーストしたパンのかけらをワインに入れて飲んだ。パーティーでワインを回しのみする際に、最後に祝福される主役がトーストを食べて乾杯をした。そこから、乾杯の際に"Toast!"という単語を使うようになった。

 まだまだあるのですが、共通して言えるのは、toastは例のパンのトーストということですね😉

【コラム1】乾杯!と言うと・・・
 カンパイと言うと、思い出すのがcampaign。中学校の時、難しい単語を覚えるのに苦労した私は、このキャンペーンという単語がなかなか書けませんでした。そこで無理矢理ローマ字読みして覚えたの
です!結果、、、
campaign・・・カム(ン)パイグン(←無理がある😂)
  おかげで、この歳になっても、キャンペーンという単語はすらすら書けますけれどね😂

【コラム2】別れ際のCheers!はどういう意味?
 イギリスでは、会話の終わりやメールの終わりに、Cheers!という言葉をよく使います。Cheers!には、「カンパイ」「ありがとう!」という意味もありますが、「さようなら」という挨拶の意味でも頻繁に使われるのです。ちなみに、アメリカ人はGood byeの代わりに"Take it easy."という表現をよく使います。これはもともと「無理しないで下さい」とか「気分を楽にして下さいね!」という意味ですよね!