【今日のGoogleロゴ】打楽器のスティールパン(Steelpan)が7/26のグーグルロゴの理由はなぜ?グーグル特殊ロゴ#GoogleDoodle スチールドラム Steel pan





今日7月26日のgoogle doodle(グーグル特殊ロゴ)は人物ではなく、steelpanという打楽器ですね。これは、1951年の今日7月26日に、トリニダード・トバゴ発のトリニダード・オールスティールパン・パーカッション・オーケストラ(TASPO)が、イギリスのフェスティバルに出演し、スティールパンと新しい音楽ジャンルを世界に紹介した日をお祝いしたものです!スティールパンは、20世紀に発明された唯一の音響楽器と言われていますが、その起源は1700年代にまでさかのぼります。トリニダードで毎年行われる収穫祭であるカーニバルやキャンブーレイでは定番の楽器であり、現在でも現代音楽で使用されています。


TASPO | Sterling Betancourt | The 1951 Festival of Britain

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【今日のgoogleロゴのスチールパンの歴史をひもとこう!】

1700年代に植民地主義者によってトリニダードに奴隷として連れてこられたアフリカ人は、アフリカの遺産とリズミックドラムの伝統を一緒にトリニダードに持ち込みました。1834年から1838年にかけて奴隷制度が廃止されると、トリニダードの人々は、太鼓を叩いてカーニバルのお祭りに参加するようになりました。しかし、1877年、政府当局は、太鼓の演奏が反乱を鼓舞するメッセージに使われることを恐れて、太鼓の演奏を禁止しました。この禁止令に反対する音楽家たちは、竹筒を地面に叩きつけて太鼓の音を模倣するようになったのです。これが「Tamboo Bamboo bands」と呼ばれるものです。

1930年、カーニバルなどのストリートフェスティバルの際に、敵対するバンブーバンドが騒ぎを起こしたことがきっかけで、再び禁止令が出されるようになりました。その結果、車の部品や塗料用のポット、ごみ箱、ビスケット缶など、金属製のものを使ってリズムを刻むようになり、パンという楽器が生まれたのです。
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第二次世界大戦中、カーニバルは警備上の理由から禁止されており、ミュージシャンたちはこのユニークな楽器の音質を向上させるために実験を始めました。そののち、表面にへこみが打ち込まれ、大きさや位置、形によって異なる音を奏でるようになりました。

終戦後の1948年には、製油所から廃棄される55ガロンのドラム缶を使った楽器に切り替えました。ドラム缶の表面の形状を変えるだけでなく、長さを変えることで、バスからソプラノまで完全な音階が得られることを発見したのです。これが、現代版のパンの基礎となったのです。

スティールパンは、ウィンストン・スプリー・サイモン、エリー・マネット、アンソニー・ウィリアムス、バーティ・マーシャルなどの先駆者や革新者によって、正当な楽器として成長・発展していきました。彼らの革新的な技術の多くは、今日でも使われています。

スティールパンは、今やトリニダード・トバゴの国楽器であり、市民の大きな誇りと真の逞しさの源なのです。スティールパンは現在、ロイヤルアルバートホール、カーネギーホール、ケネディセンターなどのコンサートコールで楽しまれています。イギリスでも日本でも、セネガルでもアメリカでも、スチールパンは聴く人にその島の起源を思い出させる国際的に認められた楽器なのです。



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