【北京の英語表記や発音は?読み方や中国語の発音や何故"Beijing Olympic"の理由は?】BeijingとPekingのどっちが正しいの?<北京オリンピック>はペキンオリンピックかベイジンオリンピックか?分かりやすくザックリ解説!

 日本人は北京大学(ぺきんだいがく)・北京ダック(ぺきんだっく)のように、北京を「ペキン」と発音しますね。しかし、飛行機の国際線に乗ると、中国北京の表示は"Beijing"(ベイジン)となっていますし、今回の北京オリンピックでも

"BEIJING 2022"

pekin123

と記されています。一体、Beijing(ベイジン)とPeking(ペキン)どちらの英語表記が正しいのでしょうか?そして、Beijingの読み方や発音はどうなのでしょうか?ざっくりと簡単にまとめます!

【箇条書きでわかる"Beijing"と"Peking"の違い】

★ 中国には、中国語の表音方法として「ウェード式」と「ピンイン」の2つがある。
★ Pekingは「ウェード式」でBeijingは「ピンイン」である。
★ 中国では長い間ウェード式を採用していた。
★ 1958年に中華人民共和国が制定した漢語拼音方案により、国内では「ピンイン」が公式の場面で使われるようになった。
★ 1977年に、中国政府の要請に基づき、国際連合地名標準化会議で中国の地名表記は「ピンイン」によること(=Beijing)が決められた。
★ とはいえ、"Peking University"(北京大学)や"Peking duck"(北京ダック)など、ウェード式で表されるものもまだ多数存在する。日本が”ぺきん”と呼ぶのもその一例と言える。

【北京(Beijing)を中国語で発音すると?"ベイジン"でなく"ペイチン"?】

【北京(Beijing)を英語で発音すると?】