地震などの災害で生き埋めになった人を救助する際に、自動車のジャッキを使用することは可能です。しかし、ジャッキは不安定なため、使用には注意が必要です。また、救助活動は一刻も早く行うことが重要で、地震発生後72時間が生存救出のタイムリミットと言われています。

ジャッキを使用する際の注意点としては、ジャッキアップポイントを正しく確認し、ジャッキを安全に接続することが重要です。また、ジャッキアップを行う場所は平坦で硬い場所が適しており、傾斜のある道路やぬかるんだ場所ではジャッキが不安定になり、倒れてしまう可能性があります。

救助活動を行う際には、まず周囲の人に大声で協力を求め、力を合わせて助け出すことが推奨されています。また、挟まれている人に声をかけて安心感を与え、取り残されている人の数を確認することも重要です。救出活動を行う人の安全を確保するために、ヘルメットや軍手などを使用し、上方からの落下物や鋭利な金属による切創、足場の釘の踏み抜きなどに注意することが必要です。

なお、救助活動中は二次災害に備えて活動の監視者を置き、余震や救出作業による建物の崩壊などに注意することが求められます。また、救助の際には「クラッシュ症候群」(挫滅症候群)にも注意が必要です。これは、手足などが長時間圧迫されることで筋肉などが損傷したり壊死したりする症状を指します。

以上のように、自動車のジャッキを使用しての救助活動は可能ですが、その際には安全確保と迅速な行動が求められます。また、地域社会の中で組織的な訓練された救助・救出活動が「命を救うカギ」になるとされています