Go Dutch =「ワリカン」の理由(ワケ)

godutch

口語表現に、(Let's) Go Dutch!という表現があります。意味は「ワリカンにしよう」という意味。だけど、なんで【go Dutch】が「わりかん」を意味するのだろう。

実はこの表現、オランダとイギリスが商業・貿易そして軍事面においてライバルだった17世紀に端を発するのです。当時イギリスはオランダをかなり見くびっていたようで、Dutchを使った「見くびり語」は、今でもかなり多く存在します。

仮に、彼女とのデートで男性が女性にお金を払わせたら、彼女はオランダ式もてなしを受けたわけで、(普通は男性が全額払うという考えから)このカップルはワリカンにした「go Dutch」と言われるわけなのです。

<Dutch フレーズリスト>
★double Dutch :ちんぷんかんぷん
★Dutch act :自殺
★Dutch uncle :ずけずけうるさく言う人
★Dutch bargen :オランダ式取り引き

<頻出食事表現>
★I'll treat you. ごちそうしますよ!
★It's on me! おごりだよ!
★Let's split the bill! 半分ずつ出そう!
★Let's go fifty-fifty. ワリカンで行こう!