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弔辞の最後で、菅氏は安倍氏が読みかけのままだった本にあった、山県有朋の盟友・伊藤博文を偲ぶ歌を「私自身の思いをよく詠んだ一首」として紹介した。<かたりあひて 尽くしゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ>山県は、同じ長州出身の伊藤より3歳年上で、伊藤の2代後の首相を務めた。菅氏は、衆院議員になったのは安倍氏より1期遅かったが年は6歳上で、安倍氏の後に首相を務めた。 自分よりも若い友に先立たれた悲しみが、菅氏の弔辞にあふれていた。
<かたりあひて 尽くしゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ>現代語訳は?
⇒語り合い、国のために尽くしてきた友は先だってしまった。これからの日本を一体どうしたらよいのだろう。
ガースー、これ以上に私の気持ちに合った詩はないと、伊藤博文のよきライバルであった山県有朋の歌を詠む
— むむ (@AiCcq) September 27, 2022
語り合ひて
尽くしし人は
先立ちぬ
今より後の
世を如何にせむ
(訳;語り合い、国のために尽くしてきた友は先だってしまった。これからの日本を一体どうしたらよいのだろう)#菅義偉 #国葬
語り合ひて
— 樹菜 (@itukakrsngmd) September 27, 2022
尽くしし人は
先立ちぬ
今より後の
世を如何にせむ
(意味;色々語り合い国のために尽くしてきた友は先立ち、これからの日本を一体どうしたらいいのだ?友よ)
阿部さんにたいする菅さんの気持ちが溢れ、この唄を持ってきたことにじーんと感動しました。#国葬 #ガースー
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★読みかけの本・・・
山県有朋 明治日本の象徴 (岩波新書)
衆院第1議員会館1212号室の机には読みかけの本が1冊ありました。
— からし (@360Karashi) September 27, 2022
そのページにはマーカーペンで線を引いたところがありました
岡義武著 山県有朋より
かたりあひて 尽くしし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ
菅義偉前首相「追悼の辞」全文 #安倍晋三 #国葬儀https://t.co/jVBuf4QnhF pic.twitter.com/A7OqA7yjwv
山県有朋 明治日本の象徴 (岩波新書)
今国葬の会場を後にしました。ありし日の安倍さんの映像、岸田総理と菅前総理の弔辞に涙しました。
— 世耕弘成 Hiroshige SEKO (@SekoHiroshige) September 27, 2022
菅前総理が引用された山縣有朋公が伊藤博文公を偲んだ歌「かたりあひて 尽くしゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」が心に沁みました。私も同じ気持ちです。
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安倍元総理国葬儀は厳かで立派な式典だった。特に友人代表の菅前総理の挨拶は参列者の涙をそそった。
— 山田宏 自民党参議院議員(全国比例) (@yamazogaikuzo) September 27, 2022
安倍元総理の読みかけの本の折ってあるページに線が引いてあったそうだ。伊藤博文の暗殺を悼んだ盟友山縣有朋の歌だ。
かたりあひて 尽くしし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ pic.twitter.com/BfS92w2oXB
菅さんの弔辞、友人代表としてとても心のこもった美しい弔辞だった。柔らかい日本語で、菅さんでしか知り得ないエピソードも交えつつ、山縣有朋の歌を引き合いにご自身の心情を伝えられていた。本当に安倍さんを慕っていたのがよく分かる。国葬への意見は様々だと思うけど、多くの人に聞いてほしい。
— OLあおいさん (@aoooi_grmt31) September 27, 2022
一気に涙腺が決壊しました。
— 長島昭久🇯🇵🇺🇦東京18区(府中、小金井、武蔵野市) (@nagashima21) September 27, 2022
菅さんの安倍愛が半端ない。
安倍総理が最後に読んでいた本が『山縣有朋』。読みかけの最後の頁の端が折られ、ラインマーカーで印を付されていたのが、盟友伊藤博文を偲ぶ山縣の和歌。それをご自身の思いに重ね2度繰り返し読まれた菅さん。涙が止まりませんでした。 https://t.co/qXhK4aV5OR
岡義武の『山縣有朋』に載っている、山縣有朋が同じく凶弾に斃れた伊藤博文を追悼する歌で締め括るなんて…… https://t.co/DNvGdZcjpP
— 雁琳(がんりん) (@ganrim_) September 27, 2022
ガースー、焼き鳥屋で3時間も安倍ちゃん口説いてたのか……(先立たれた恋人への弔事みたいになってる) #nhk pic.twitter.com/wLrZaZ3TPs
— Torishima (@izutorishima) September 27, 2022
国葬
— 末長 薫 (@suenagakaoru) September 27, 2022
菅さんの弔辞の最後に
山県有朋が、伊藤博文がテロに倒れた時に詠んだ歌が、まさに今の自分だと言って二度詠んだでしよ
「かたりあひて 尽くしヽ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ」
菅さんの悲しみが伝わって沁みたよね。
安倍元総理国葬儀
— 織田秀信 (@gifu_chunagon3) September 27, 2022
菅義偉前総理の弔辞に涙…
「かたりあひて 尽くしし人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ」
生前安倍元総理の読みかけの本の最後のページにマーカーで記してあった
山県有朋が伊藤博文に先立たれて故人を偲んで詠んだ一首…
菅さんの今の気持ちがまさに同じだったそうです。 pic.twitter.com/g2j1V5tu7L
山県有朋 明治日本の象徴 (岩波新書)
【弔辞全文】
友人代表弔辞七月の、八日でした。信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい、同じ空間で、同じ空気を共にしたい。その一心で、現地に向かい、そして、あなたならではの、あたたかな、ほほえみに、最後の一瞬、接することができました。あの、運命の日から、八十日が経ってしまいました。あれからも、朝は来て、日は、暮れていきます。やかましかったセミは、いつのまにか鳴りをひそめ、高い空には、秋の雲がたなびくようになりました。季節は、歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情にも過ぎていくことに、私は、いまだに、許せないものを覚えます。天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、いのちを失ってはならない人から、生命を、召し上げてしまったのか。口惜しくてなりません。哀しみと、怒りを、交互に感じながら、今日の、この日を、迎えました。しかし、安倍総理・・・と、お呼びしますが、ご覧になれますか。ここ、武道館の周りには、花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。二十代、三十代の人たちが、少なくないようです。明日を担う若者たちが、大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。総理、あなたは、今日よりも、明日の方が良くなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという、強い信念を持ち、每日、毎日、国民に語りかけておられた。そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲きほこれ。――これが、あなたの口癖でした。次の時代を担う人々が、未来を明るく思い描いて、初めて、経済も成長するのだと。いま、あなたを惜しむ若い人たちがこんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上に嬉しいことはありません。報われた思いであります。平成十二年、日本政府は、北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。私は、当選まだ二回の議員でしたが、「草の根の国民に届くのならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、自民党総務会で、大反対の意見をぶちましたところ、これが、新聞に載りました。すると、記事を見たあなたは、「会いたい」と、電話をかけてくれました。「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれれば嬉しい」と、そういうお話でした。信念と迫力に満ちた、あの時のあなたの言葉は、その後の私自身の、政治活動の糧となりました。その、まっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は、直感しました。この人こそは、いつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。私が、生涯誇りとするのは、この確信において、一度として、揺らがなかったことであります。総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。そのことを負い目に思って、二度目の自民党総裁選 出馬を、ずいぶんと迷っておられました。最後には、二人で、銀座の焼鳥屋に行き、私は、一生懸命、あなたを口説きました。それが、使命だと思ったからです。三時間後には、ようやく、首をタテに振ってくれた。私はこのことを、菅義偉 生涯最大の達成として、いつまでも、誇らしく思い出すであろうと思います。総理が官邸にいるときは、欠かさず、一日に一度、気兼ねのない話をしました。いまでも、ふと、ひとりになると、そうした日々の様子が、まざまざと、よみがえってまいります。TPP交渉に入るのを、私は、できれば時間をかけたほうがいいという立場でした。総理は、「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。一歩後退すると、勢いを失う。前進してこそ、活路が開けると思っていたのでしよう。総理、あなたの判断はいつも正しかつた。安倍総理。日本国は、あなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など、難しかった法案を、すべて成立させることができました。どのひとつを欠いても、我が国の安全は、確固たるものにはならない。あなたの信念、そして決意に、私たちは、とこしえの感謝をささげるものであります。国難を突破し、強い日本を創る。そして、真の平和国家 日本を希求し、日本を、あらゆる分野で世界に貢献できる国にする。そんな、覚悟と、決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは、常に笑顏を絶やさなかった。いつも、まわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした七年八か月。私は本当に幸せでした。私だけではなく、すべてのスタッフたちが、あの厳しい日々の中で、明るく、生き生きと働いていたことを思い起こします。何度でも申し上げます。安倍総理、あなたは、我が国、日本にとっての、真のリーダーでした。衆議院第一議員会館、千二百十二号室の、あなたの机には、読みかけの本が一冊、ありました。岡 義武 著『山県有朋』です。ここまで読んだ、という、最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページには、マーカーペンで、線を引いたところがありました。しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも、山県有朋が、長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人を偲んで詠んだ歌でありました。総理、いま、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。かたりあひて 尽しヽ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむかたりあひて 尽しヽ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ深い哀しみと、寂しさを覚えます。総理、本当に、ありがとうございました。どうか安らかに、お休みください。令和四年九月二十七日 前内閣総理大臣、友人代表 菅義偉