東京電力(TEPCO)を装った詐欺メールについては、TEPCO自体が注意を呼びかけており、不審なメールを受け取った場合の対応方法も提供しています。

詐欺メールはフィッシング詐欺と呼ばれ、銀行やクレジット会社などを装い、暗証番号やクレジット番号を盗み、お金を引き出す詐欺の一種です。

TEPCOからの正規のSMSは所定の送信元電話番号(docomo、au:0120-659-436 SoftBank:249024)から発信されます。心当たりのないSMSを受信した際は、本文に書かれているURLのクリックには細心の注意を払い、真偽が不明の場合はアクセスしないようにしてください。

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不審なメールを受け取った場合、その送信元、内容、およびWebサイトのURLについてTEPCOの専用ダイヤルまで連絡することが推奨されています。また、不審なメールを受信した場合は、支払いを行わず、メールを削除するようにとの指示もあります。
【東京電力(TEPCO)を装った不審なメールにご注意ください】
現在、東京電力(TEPCO)を装い、期日までに利用料金の支払いを促す不審なメールが急増しており、当該メールを受信した方から多数ご報告を頂戴しております。

事例)件名; TEPCOよりご利用料金のご請求です
本文; 「未払い金額;20,000円(税込)」
「支払期日を過ぎるとサービスのご供給を停止する」
等の文面が記載されている。
 
「電気工事のお申込み」手続きに関する、弊社東京電力エナジーパートナーもしくは東京電力パワーグリッドからのメールは、一部サービスを除き※、「@tepco.co.jp」のアカウントよりご連絡をしておりますので、 送信元のアカウントをよくご確認ください。

 
その上で、内容にお心当たりがない等、不審な点があるメールであった場合は、フィッシングサイトへ誘導される可能性があるため、メール本文中のURLはクリックせず、メールを削除いただきますようお願い申し上げます。

 
※東京電力パワーグリッドの「供給事前協議申込WEB受付サービス」および「設備改修(電柱移設等)のWEB受付サービス」については、「@d-request.jp」からメールが送付される場合があります。

参考;当社を装った電気料金支払いを促す不審なメールについて
URL;https://www.tepco.co.jp/ep/archive/20230112.html


詐欺メールの報告については、警察や特定の政府機関がオンライン詐欺やフィッシング詐欺に対する報告を受け付けています。

具体的には、最寄りの警察署に連絡するか、インターネット犯罪相談窓口に報告することができます。また、国民生活センターなどの消費者センターに報告することで、消費者保護の観点からのサポートを受けることが可能です。特定非営利活動法人 日本サイバー犯罪対策センターや内閣サイバーセキュリティセンター (NISC) にも報告することができます。

また、独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) にも詐欺メールの報告を行うことができ、そのメールアドレスは anshin@ipa.go.jp です。

これらの報告は、詐欺の防止とインターネット環境の安全のために非常に有効です。詐欺メールの全文やヘッダー情報、その他関連する情報を提供すると、より効果的な対応が期待できます。