2024年5月23日は「フラワームーン」!由来や見どころを解説

2024年5月23日の22時53分、今年の5月の満月「フラワームーン」が見頃を迎えます。この記事では、フラワームーンの由来や歴史的背景、見どころ、スピリチュアルな意味などを詳しく解説します。

フラワームーンとは?

フラワームーン(Flower Moon)とは、5月の満月の呼び名の1つです。別名「花月」とも呼ばれています。この名称は、北アメリカのネイティブアメリカンが古くから使っていた呼び名に由来します。
5月は北半球で多くの花が咲き乱れる季節であることから、「フラワームーン」と名付けられました。他にも「プランティングムーン(種まき月)」「ミルクムーン(牛乳月)」など、この時期の自然の変化に由来する別名もあります。

歴史的背景

満月の呼び名は、ネイティブアメリカンの人々が自然のサイクルや季節の移り変わりを知るために使っていたものです。彼らは狩猟や農耕の目安として、毎月の満月に名前を付けていました。
この習慣は、ヨーロッパの人々の間でも見られ、満月は古くから人々の暮らしや信仰に影響を与えてきました。現代でも、満月の魅力に引かれる人は多く、世界中で満月にまつわる祭りやイベントが開催されています。

flowermoon


2024年の見どころ

2024年のフラワームーンは5月23日(木)の22時53分に最も満ちます。月の出は18時42分頃、月の入りは翌24日の4時25分頃です。天候が良ければ、東から南東の方角に一晩中美しい満月を眺められるでしょう。
5月31日から6月1日にかけては月と土星が接近するので、夜明け前の東南東から南東の空で、月と惑星の共演も楽しめます。春の夜空を彩る星座も見逃せません。北斗七星を始点に、うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカへと続く「春の大曲線」や、この3つの星でできる「春の大三角」を観察してみましょう。

スピリチュアルな意味

フラワームーンは「絆」「変化」「カリスマ性」などを象徴するとされ、人間関係や金運に関する願いが叶うと言われています。この満月の光は、私たちの心や魂にも影響を与えると考えられています。
フラワームーンの夜は、あたたかい飲み物を飲んでリラックスしたり、花のエッセンスを使って癒やされたりするのもおすすめです。美しい満月を眺めながら、自分自身の成長や、大切な人との絆について思いを馳せてみるのも良いかもしれません。


フラワームーンは、春の訪れを告げる美しい満月です。今年は5月23日の夜から24日の明け方にかけて、一晩中その姿を楽しむことができます。月と星々の織りなす光景を眺めながら、古くから人々が満月に託してきた想いに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。