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今日2023年6月8日のgoogle doodle(グーグル特殊ロゴ)は知里幸恵(ちりゆきえ)さんですね。ロゴをクリックすると、知里幸恵さんの検索結果に飛ぶようになっています。NHK 100分 de 名著 知里幸恵『アイヌ神謡集』 2022年 9月 





【知里幸恵さんのプロフィールは?】



生誕 1903年(明治36年)6月8日
北海道登別市
死没 1922年(大正11年)9月18日
国籍 日本の旗 日本
民族 アイヌ民族
出身校 旭川区立女子職業学校
宗教 キリスト教
親戚 (弟)知里真志保

NHK 100分 de 名著 知里幸恵『アイヌ神謡集』 2022年 9月 



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【知里幸恵さんが今日のDoodleの理由は?】

今日のDoodleは、アイヌ語翻訳者である知里幸恵の120回目の誕生日を祝い、ゲストアーティストの小泉由美さんによって描かれました。アイヌは、日本の北部地域に住む先住民族の一つです。1900年代初頭に彼らが強制的に移住し、日本文化に同化される時、知里はアイヌの叙事詩であるユーカラを綴ったアンソロジーを作成し、彼らの物語と文化が適切に保存されるようにしました。

知里は、1903年の今日に北海道登別市で生まれ、アイヌの人々が日本の伝統的な価値観を受け入れるように強制されていた時代でした。彼女は少女時代に旭川のおばさんの家に送られ、日本語とアイヌ語の両方を学びました。彼女は才能に恵まれた生徒で、言語芸術で優れていました。

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10代の頃、知里はアイヌの民話や伝統を記録しようとしていた日本の言語学者である金田一京助に出会いました。彼女は自分の残りの人生をユーカラの書き起こしと翻訳に捧げることを決め、最終的にアイヌ神謡集(アイヌの神々の叙事詩のコレクション)というアンソロジーを作成しました。これはユーカラが唱えられるべき口承作品であるため、特に困難な作業でした。

知里の仕事のおかげで、多くの読者がアイヌ文化を尊重し始めました。今日でも、多くの人がアイヌの伝統や文化の主要な信頼性のある情報源として、知里のアンソロジーを参照しています。

知里幸恵さん、お誕生日おめでとうございます!




アイヌ神謡集について】


知里幸恵(ちり ゆきえ)は、1903年6月8日から1922年9月18日までの短い生涯を送ったアイヌの女性でした。北海道登別市出身で、彼女の著書『アイヌ神謡集』の出版は、絶滅の危機に瀕していたアイヌの伝統文化の復権と復活に重大な転機をもたらしたとされています​1​。

生誕100年を迎える2003年頃から、彼女の再評価が進み、「知里幸恵」記念館の建設運動が活発化しました。2008年10月には、NHKの『その時歴史が動いた』で知里幸恵が詳細に取り上げられ、『アイヌ神謡集』は「アマゾン」の「本のベストセラー」トップ10に入りました。また、『アイヌ神謡集』は、英語、フランス語、ロシア語、エスペラントにも翻訳され、そのフランス語版(ガリマール社)の出版報告に、フランス人作家ル・クレジオが知里幸恵の墓を訪れました​​。

【知里幸恵をズバリ要約!】

知里幸恵は1903年に北海道の登別市に生まれたアイヌの女性である。幼少期からアイヌの口承文学「カムイユカラ」に親しみ、アイヌ語と日本語の両方が堪能であった。

19歳であまり長引かない生涯を終えるが、『アイヌ神謡集』を残している。金田一京助の依頼でカムイユカラをアイヌ語から日本語に翻訳し、『アイヌ神謡集』として出版した。

『アイヌ神謡集』は文字を持たないアイヌにとって画期的な業績で、アイヌ文化の復興に大きな役割を果たした。訳詞は幸恵のアイヌ語と日本語の高い能力が発揮されており、幼い子供でも分かりやすい文章になっている。

記念館が建設されており、彼女の命日には記念行事が開催されている。弟の知里真志保もアイヌ語学者として活躍している。

幸恵の生きた明治時代、アイヌ民族は領土拡張を目的とする明治政府によって強制同化政策がとられ、厳しい状況にあった。
『アイヌ神謡集』はその中でアイヌ文化の復興のきっかけとなった業績だと評価されている。






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