【北京オリンピックのスキージャンプ女子で、ラージヒルがない理由は何故?実はある?女性差別が理由?!】高梨沙羅北京オリンピックノーマルヒルの次の出場種目はいつ?2月7日(月)の混合団体!
★男子ノーマルヒル個人
☆男子ラージヒル個人
★男子団体
☆女子ノーマルヒル個人
★混合団体🎿
高梨沙羅選手は、女子ノーマルヒル個人の競技は終わりましたが、まだ混合団体が残っています!2月7日(月)に注目です!
【北京オリンピックのスキージャンプ女子ラージヒルがない理由は?女性差別??】
そもそも、オリンピック五輪大会では、女子にはラージヒルという競技種目がありません!(FISワールドカップなどの国際大会にはあるにも関わらず!)もっと言うと、オリンピックのスキージャンプ競技は、男子は1924年にフランスのシャモニー・モンブランで開催された第1回冬季オリンピック大会から競技種目であったのに対し、女子はなんと8年前の
2014年ソチオリンピック大会
で、しかもノーマルヒル個人だけが競技種目として認められたのです。IOCは、オリンピックに女性のスキージャンプ競技種目がない理由を、2010年のバンクーバー大会では
「競技人口と国際試合が不十分」
という理由で退けていましたが、2009年に世界のトップスキージャンプ女子選手ら15人が訴えを起こしたことも一因となり、2014年のソチオリンピックでは正式競技として認められるようになったわけです。
ということで、一見
「そもそも競技人口が少ない!」
「国際試合をあまり積んでいないではないか!」
という言い分は正当な理由に見えますが(もちろん一つの理由であるとは思いますが)、第1回の近代オリンピックは、古代オリンピックと同じように女子禁制の大会であったことからもわかるように、まだまだ女性差別が完全になくなっていないというのも、オリンピックのスキージャンプ女子競技種目にラージヒルがない一因なのかもしれません。そのように考えると、ウイスコンシン・ステート・ジャーナル紙(下参照)の「オリンピックは、男性の方が女性よりも、より多くのメダルを獲得するように仕組まれている」という記事も納得がいきます。
【ウィスコンシン・ステート・ジャーナル紙抜粋翻訳】
【ラージヒルとノーマルヒルの違いは??】
★ラージヒル(Large hill)
スキーのジャンプ競技の種目の1つ。ジャンプ台の大きさで分類され、着地の限界点(L点)までの距離(ヒルサイズ)が110メートル以上の台を使用する。
☆ノーマルヒル (Normal hill)
スキーのジャンプ競技の種目の1つ。ジャンプ台の大きさで分類され、着地の限界点(L点)までの距離(ヒルサイズ)が85〜109メートルの台を使用する。
⇒詳しくは、以下の記事に図つきでよくまとまっています!
スキージャンプをイラスト付きで徹底解説!競技特性やルール、ジャンプ台の特徴は?https://beijing2022.yahoo.co.jp/column/detail/202202030002-spnavi
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★【北京の英語表記や発音は?読み方や中国語の発音は?】"Beijing Olympic"の理由は?Pekingじゃダメ?
スキージャンプの女子個人ノーマルヒルが2月5日、張家口・国家スキージャンプセンターで行われ、悲願の金メダルを狙った高梨沙羅(25、クラレ)は1回目98.5m、2回目に100mの大ジャンプを見せたが計224.1点で銅メダルを獲得したニカ・クリジュナル(21、スロベニア)に7.9ポイント届かず4位に終わった。高梨沙羅選手が、2022年2月5日に行われた北京オリンピックノーマルヒル個人で、メダルには一歩届かず4位入賞という結果になりました。今回の北京2022スキージャンプ競技では、混合団体(今回の北京五輪オリンピックで新設)を含む5種目が行われています。
★男子ノーマルヒル個人
☆男子ラージヒル個人
★男子団体
☆女子ノーマルヒル個人
★混合団体🎿
高梨沙羅選手は、女子ノーマルヒル個人の競技は終わりましたが、まだ混合団体が残っています!2月7日(月)に注目です!
【北京オリンピックのスキージャンプ女子ラージヒルがない理由は?女性差別??】
そもそも、オリンピック五輪大会では、女子にはラージヒルという競技種目がありません!(FISワールドカップなどの国際大会にはあるにも関わらず!)もっと言うと、オリンピックのスキージャンプ競技は、男子は1924年にフランスのシャモニー・モンブランで開催された第1回冬季オリンピック大会から競技種目であったのに対し、女子はなんと8年前の
2014年ソチオリンピック大会
で、しかもノーマルヒル個人だけが競技種目として認められたのです。IOCは、オリンピックに女性のスキージャンプ競技種目がない理由を、2010年のバンクーバー大会では
「競技人口と国際試合が不十分」
という理由で退けていましたが、2009年に世界のトップスキージャンプ女子選手ら15人が訴えを起こしたことも一因となり、2014年のソチオリンピックでは正式競技として認められるようになったわけです。
ということで、一見
「そもそも競技人口が少ない!」
「国際試合をあまり積んでいないではないか!」
という言い分は正当な理由に見えますが(もちろん一つの理由であるとは思いますが)、第1回の近代オリンピックは、古代オリンピックと同じように女子禁制の大会であったことからもわかるように、まだまだ女性差別が完全になくなっていないというのも、オリンピックのスキージャンプ女子競技種目にラージヒルがない一因なのかもしれません。そのように考えると、ウイスコンシン・ステート・ジャーナル紙(下参照)の「オリンピックは、男性の方が女性よりも、より多くのメダルを獲得するように仕組まれている」という記事も納得がいきます。
【ウィスコンシン・ステート・ジャーナル紙抜粋翻訳】
アメリカのスキージャンパー、アナ・ホフマンは先日、ウィスコンシン・ステート・ジャーナル紙に「8年経ったのだから、何かステップアップして、もっと平等になろう」と語りました。アメリカのスキージャンパー、アナ・ホフマンは、ウィスコンシン・ステート・ジャーナル紙に次のように語っています。「女子のスポーツ界は、私たちのレベルと競争力を示してきました。優れた能力を持つ選手がたくさんいます。両者を差別する理由はありません」。
差別があるとすれば、女子のノーマルヒル個人戦の出場枠が40名であるのに対し、男子は65名となっていることです。さらに、ワールドカップやノルディックスキー世界選手権では女子がラージヒルに出場しているにもかかわらず、男子には個人ラージヒル競技(65名で金メダルを狙う)があります。また、男子の団体戦では、12カ国が4人制のチームを組んで戦います(さらに12人がオリンピックのメダルを獲得します)。
【ラージヒルとノーマルヒルの違いは??】
★ラージヒル(Large hill)
スキーのジャンプ競技の種目の1つ。ジャンプ台の大きさで分類され、着地の限界点(L点)までの距離(ヒルサイズ)が110メートル以上の台を使用する。
☆ノーマルヒル (Normal hill)
スキーのジャンプ競技の種目の1つ。ジャンプ台の大きさで分類され、着地の限界点(L点)までの距離(ヒルサイズ)が85〜109メートルの台を使用する。
⇒詳しくは、以下の記事に図つきでよくまとまっています!
スキージャンプをイラスト付きで徹底解説!競技特性やルール、ジャンプ台の特徴は?https://beijing2022.yahoo.co.jp/column/detail/202202030002-spnavi
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