【紅の豚】「それ、バイロンかい?」バイロンの意味は?
バイロンとは、イギリスのロマン派詩人ジョージ・バイロンのこと!
給油所兼酒場で、
バイロンとは、イギリスのロマン派詩人ジョージ・バイロンのこと!
給油所兼酒場で、
【ポルコ(マルコ)】「さらばアドリア海の自由と放埓の日々よ、ってワケだ」【酒(ワイン)を飲んでるじいちゃん】「それ、バイロンかい?」
というシーンがあります。まず、放埒(ほうらつ)とは
★(馬が馬場の周囲の柵である埒(らち)を放たれるというところから
①勝手気ままにふるまうこと。きまりやしきたりに従わないこと。また、そのさま。
という意味です。
では「バイロン」とは何でしょう?人名でしょうか?
答えは、
ジョージ・ゴードン・バイロン(Lord Byron George Gordon Byron 1788-1824)
ゲーテに「今世紀最大の天才」と呼ばれたイギリスロマン派の詩人。カナリの女好きで、まさに自由で放埓な人生を送った人物として有名で、上の会話でポルコがキザな台詞を放った後に、じいちゃんが
「バイロンかい?」
と尋ねたことにも納得がいきますね!それにしても、給油所の酒場で酒を引っかけているじいちゃんが、バイロンを知っている(教養がある)というのも、アニメを見る上で一つのポイントになってきますね!
バイロン詩集 (新潮文庫) 文庫
ジョージ・ゴードン・バイロンの名言・格言そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、 世界のためにそなたを失いたくない。 国を建つるには千年の歳月も足らず、それを地に倒すには一瞬にして足らん。 すべての悲劇というものは死によって終わり、すべての人生劇は結婚をもって終わる。