メディアなどでよく取り上げられ、大手ツアー会社から「地下神殿ツアー」なるものも組まれている春日部の地下神殿。埼玉出身で、しかも春日部高校出身の私が黙っておくわけにはいかなかった!
 ということで、さっそく首都圏外郭放水路のウェブサイトから予約をして訪れることに!そもそも、この首都圏外郭放水路とは一体何者なのでしょうか?簡単に言うと、
春日部市など埼玉県東部の低平な地域を洪水から守るために、地下50mに建設された長さ約6.3kmの地下放水路です。大雨が降った時にこのシステムが稼働し、周辺地域の河川から水を施設に流入させ、江戸川に排水することによって、地域の浸水被害の軽減に役立っているのです。

なんでもこの放水路ツアー、
日本初!国の防災施設を官民連携で世界一の観光資源に育てる「民間運営見学システム」による社会実験が、平成30年8月から始まりました!
 現在は東武トップツアーが主催し、土日を含む毎日ツアーが組まれていると言うことです。一昔前までは、平日オンリーのツアーだったので、働いている方には手の届かないものだった模様です。そんな恩恵を受け(といっても、参加したのは平日だったという)、千葉県境の地底探検ミュージアム 龍Q館に向け車を走らせたのです。神殿探検は11:00からだったので、もちろん、近くの「道の駅庄和」で軽く腹ごしらえをしてから!
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探検の手順は、まず地底探検ミュージアム 龍Q館という施設の2階で650円支払い、受付を済ませます。そこで簡単な説明を受け、見学会参加証と記念のポストカード&ミニカードをゲットしたら、時間まで2階の展示物や説明ビデオを見て過ごします。
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廊下には、今までこの見学会に参加した数多くのセレブの色紙が所狭しと貼られています。みんなテレビの取材で来たのかな 🤔
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11:00まで30分程時間があったので、ビデオ2本と立体パネルの説明も受けちゃいました😊
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5分前になると、施設1階の入口付近に集合します。
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そこで再度メカニズムや、見学会の注意事項を聞いた後、いよいよ神殿探検に出発です!今日は12人の見学者とテレビ埼玉のクルーが3人来ていました。
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地底探検ミュージアム 龍Q館から2~300メートル離れた所に、その入り口はあったのです!
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ここからは、急な階段を降りるため、スマホやカメラ撮影はNGです。さて、やや急な階段をしばらく降りると、そこに広がるのは・・・
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テレビやポスターで見たあのインスタ映えする神殿そのものでした!思わず「ヤッホー!」と大声で叫ぶ所でしたが、テレビクルーもいるし、もちろんそんなことをする勇気も無く、、、。はいそれまでよ。
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テレビ埼玉の取材を受ける見学者。カメラNGのグループが何グループかありましたが、私は取材OKにしておきました!でも取材は、結局来ませんでしたが🤷🏻‍♂️
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人と比べると、いかにこの神殿が大きいものかが分かりますね!
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専用アプリをインストールすると、実際に水がこの神殿を埋め尽くす時の映像をARで見ることができます。おじちゃんも溺れる寸前です!
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すっかり水に覆われたおじちゃん方。あぶくも出ていて、リアル感を醸し出しています😂
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この縁石、何に使うか分かりますか?これは、年に数度(1度?)、神殿の中に溜まった泥やゴミをブルドーザーでクリーニングする際、ブルドーザーが誤って底に落下するのを防ぐためのものだそうです。
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 ちなみにブルドーザーは、上の写真の隙間が開いている場所から、ロープとワイヤーで下ろすそうです!壮大なスケールですね・・・。

 これで探検は終了!と思いきや、階段を上がって今度は第1立坑に!
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ここでは、上からのぞき込むだけなので、これといって良い写真は撮れません・・・。
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以上で50分間の見学は終了。施設まで戻って、見学証と借りた傘を返却して、あとは自由解散!
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 後ろにいた老夫婦は、
「いい社会科見学ができたわね」
と満足げの様子。その通り。暑い夏には19℃とヒンヤリでき、雨の日でも楽しめる、ディープな地下神殿で過ごす50分は、大人の社会見学として一押しです!