【質問】ヒュー・ジャックマン主演の映画『グレイテスト・ショーマン』(The Greatest Showman)の最後に、名言のようなものが映っていたのですが、何と書いてあったのでしょう?

【回答】この映画の主人公のP.T.バーナムの名言

The nobelest art is that of making others happy.
「最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ」
noblest

です。そのほかにもこの映画やサントラの中には、心に響く名言がちりばめられていますよね!
No one ever made a difference by being like everyone else.
「みんな違うから輝くんだ」
noone


Your success depends on what you do yourself, with your own means.
「自分の成功は、自分でしか築き上げられないんだ。」(=自分の成功は独自の方法で何ができるかにかかっている)
own1


Whatever you do, do it with all your might.
「何事をするにも、全力であたるんだ!」
doi

名言以下に書かれている言葉(これも名言ですね^^;;)は次の通りです!

『必要であれば、早く出勤してでも、残業してでも
季節外れであろうがどうであれ
あらゆる手段を使って
今できることを先延ばしにしてはいけない』

not leaving a stone unturnedは
"leave no stone unturned"「ひっくり返さない石はない状態にする」=「全ての石をひっくり返す」=『あらゆる手段を使って徹底的に調査する』という意味になります!

The foundation of success in life is good health: that is the substratum fortune; it is also the basis of happiness. A person cannot accumulate a fortune very well when he is sick.
『人生における成功の礎(いしずえ)になるのは健康だ。それはすべての幸福の礎でもある。人間は病気になっては十分な富を築くことができないのだ。』
kenkou

そして、この映画のサントラの中からは、もちろんこのフレーズ。

This is me!
「これが私!」
IMG_1790


ぜひ、YouTubeでThis is me.を聴いてみて下さい!魂が揺さぶられること請け合いです!

グレイテスト・ショーマン(サウンドトラック) [CD]

ちなみに、「グレイテストショーマン」、私は2回映画館で観てしまいました^^;; 気分が落ち込んでいるときや、元気が欲しいとき、やはりミュージカルっていいものですね!サーカスの原型を生み出したフィニアス・テイラー・バーナム(Phineas Taylor Barnum)に想を得たフィクションという"The greatest showman"。差別やタブーなど様々な要素を含む映画でもあり、外国の批評家からは辛い評価を得ている(ちょうど映画の中で、バーナムが批評家から受けた評のように!)ようですが、映画の中で流れる曲&ミュージカルの一つ一つに強力なメッセージが込められていて、それらを聴くだけでやる気が出てくるのです!さぁ、みなさんもThis Is Meを聴いて、自分の人生、胸を張って
"This Is Me!"
と言ってみましょう!
 

※ちなみに、心理学用語で使われる
『バーナム効果』
というのも、このP.T.Barnumに由来するものです!
 バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect):誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。
例えば、私は血液型がO型ですが、O型の性格として最も一般的に言われるのが
『O型はおおざっぱ!』
ですね。だけど、このおおざっぱ・・・。あいまいですよね、おおざっぱですよね・・・。誰にでも当てはまりそうですよね、、、。でも「そう言われれば俺っておおざっぱだな・・・」と思ってしまいますよね!これがバーナム効果です!PTバーナムが "We've got something for everyone"(誰にでも当てはまる要点というものがある)と言ったことにちなんで名前が付けられたとか!