◆アメリカ人と手っ取り早く仲良くなる方法 ~その1~
とにかく自分の意見をどんどんしゃべろう!!】

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→ "The squeaky wheel gets the grease."
「キーキーうるさくなる車輪は油を差してもらえる」

 私は、アメリカ人の性格を語る上で、上のことわざなしに語ることはできないと思っています。実際にアメリカ人の方々数人からも、このことわざを繰り返し教えてもらいました。
 このことわざが意味することは、
「自分の主張をきっちりと持って(キーキなる)、それを表現すれば、必ずその見返りがくる(油を差してもらえる)」
ということです。つまり、「思ったことや感じたことは、ためらわずにどんどん言え!」ということです。日本人は、
☆Silence is golden. 「沈黙は金なり」
☆A nail that stands up will be pounded down. 「出る杭は打たれる」
といったことわざがあるように、できるだけ目立たないでいることが良いこととされています。これでは、性格が正反対のアメリカ人と仲良くやっていけるわけがありませんよね!以下に私が実際に経験した苦い体験と、実際にどうすればいいのかという解決策を挙げてみます!

<<苦い経験・・・>>

 私が大学生の時、お世話になったアメリカのとある家庭で実際に起こった話😳😳。
ある日、両親と子供が、プレステのアクションゲームに夢中だったので(彼らは、結局8時間くらいずっとゲームをしていた!)とりあえず私は彼らのゲームを横で見て、時には応援をしたりしていた。しかし、2時間もすると、ただ横で見ていることに限界を感じてきた。またいくら義理で応援するにも限界がある!(ゲームは、やっぱり自分でやらなくっちゃね!)でも、彼らはそんな私の気持ちなど察してくれちゃあいない!そこで、
「う~ん。みんな楽しそうだし、止めるのも悪いなぁ。一人で本でも読んでいよう」と思い、2階に行って本を読んでいた。
 さて、彼らがゲームを終えたのは夜中の11:00。結構歓声や奇声をあげていたので、さぞ楽しんだのだろうと思って下に降りていくと、そこには真っ赤な顔をしたおじさんとおばさんが私を睨んで突っ立っていた。そして放った言葉・・・
「今日は君のせいでとんでもなくつまらない日だった!君が何にも言わないから、しょうがなく今日はプレステをやっていたんだぜ!何をしたいかはっきり言ってくれなきゃ困るぜ😩😩」
 私はお世話になっている手前上、
「ハッ?あなたたちが、そんなに楽しそうにプレステをやってるから、邪魔すると悪いと思って何も言わなかったんですよ!悪いのはあなた達自身だ!ブーブー!!」
とも言えず、ただ呆然とするだけ・・・😵😵
 まぁこれがいわゆる"The squeaky wheel gets the grease."なんですよね^^;
日本人は「相手が~と思っているだろうから・・・しよう/・・・するのは止めておこう」という推測(良く言えば、相手を気遣う気持ちがある)をするのが一般的ですが、アメリカ人には、その「相手の気持ちを察する」という感覚がないようです。

では、どうすればそんな彼らと仲良くなれるか?

★自分がしたいこと、やりたいことをアメリカ人と会う前にあらかじめ考えておく!
★遠慮せず、思ったことをはっきりということが大切!
★人の家に招待されたら、自分の家だと思って思いっきりくつろぐ。(こうされることが、招待した側にとって、最高の喜びとなる!)変に気を遣うことは絶対に避ける!

 ちなみに、イギリスの場合はどうかというと・・・。昨年までイギリスに留学していた友達Mさんによると、
「イギリス人は、個人がやりたいことを好き勝手やるのが一般的。他人にいちいち干渉しない。そして、アメリカ人に比べてフレンドリーさに欠けるところがある。」とのこと。だから、私が経験した
プレステ事件も、イギリス人だったら絶対に非難することはなかったとのことです!(自分が好きなことをやればそれでいいじゃん!という感覚)う~ん・・・。異文化理解って難しいですねぇ!