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 海外の映画やドラマを見ていると、日本語で「バカ」を意味するスラングが沢山出てきます。ここでは、頻繁に使われる「バカ」スラングを10個ピックアップしてみました。

1. idiot (イディオット)
→米ロックグループGREENDAYの曲タイトルAmerican Idiot。これは、曲がリリースされた当時のアメリカ大統領ジョージWブッシュを揶揄(やゆ)した曲でした。思慮に欠ける行動をする人を指す表現です。

2. stupid  (ステューピッド)
→idiot とともに、かなり軽蔑的な表現です。またこの単語は人だけでなく、stupid question (ばかげた問題)のように、物に対しても使えます。

3. moron (モロン)
→若者を中心によく使われるスラングです。精神年齢が幼稚な人を指す表現で、私たちは使うべきではありません。

4. jerk  (ジャーク)
→自己中心的で傲慢で馬鹿なことばかりするstupid personを指します。

5. retard (リタード)
→ハリウッド映画によく出てくるスラングです。bastard (バスタード)やlame(レイム)という単語もほぼ同じ意味です。ただし、これらは私たちが使うべきではない言葉です。

6. dumb-ass / jackass (ダムアス/ ジャッカス)
→70年代頃から使用されているスラングです。ass(ケツ)という単語も混ざっていて、汚いニュアンスの表現です。jackassは、MTVの人気シリーズのタイトルにもなっているスラング。この番組では、jackassな奴らがとんでもなく危険でお馬鹿なことに挑戦します。

7. asshole (アスホール)
→映画や日常会話で超頻出のスラングです。ただしこれもass(ケツ)のhole(穴)という意味なので、私たちは絶対使うべきではありません!ちなみに、似たように汚い「バカ」スラングにはbitch, prick、scum、 doucheなど沢山ありますが、文化の違う私たちは絶対に使ってはいけません!

8. fool / foolish (フール/フーリッシュ)
→シェークスピア時代から使われている、やや古風な雰囲気のスラングです。

9. airhead (エアヘッド)
→頭が空気みたい=馬鹿という意味の表現です。butt head (バット・ヘッド)、pumpkin head (パンプキン・ヘッド)、potato head (ポテト・ヘッド)、bone head (ボーン・ヘッド)などもすべて頭が空っぽという意味で使われます。

10. silly (スィリー)
→馬鹿という意味ですが、時として「お馬鹿さん」のように親しみを込めて使われる場合もあります。 Don’t be silly! (馬鹿はやめてよ)という表現も頻出です。ちなみに、goofy (グーフィー)も「マヌケ」を表すスラングです。