"I missed the shutter chance." 「シャッターチャンスを逃してしまいました」

こんな意味に! 

「雨戸の機会を逃してしまいました」 

こう言おう!

"I missed a Kodak moment." 

"I missed the perfect moment to take a good picture." 

"I missed a photo opportunity." 

 shutter chanceは和製英語で、ネイティヴには通じません。もっとも、カメラのシャッターはshutterといいます。また、写真愛好家やアマチュアカメラマンのことは、shutte bugとも呼ばれます。

【Kodak momentって?】
→フィルム写真が全盛のころ、コダック社(Kodak)が広告のコピーに使用してから、「シャッターチャンス」を表す言葉として定着した表現。

【「ハイ・チーズ!」は世界ではなんと言う?】

 私達は、写真を撮るとき、「ハイ・チーズ」といいますよね。だけど、世界中を探すと"Hi cheese"以外にも色々な掛け声があるんですよ^^

※ただし、これはあくまで「こういう言い方もある」という程度に受け止めてください!同じ国でも地域によって言い方が異なりますし、「全く耳にした事がない!」ってことだってありえます。

smile


★アメリカ・イギリス・ロシア・フランスなど:チーズ (Say cheese!)、スマイル
★韓国:キムチ
★イギリス/イタリアなど:ウィスキー
★ニュージーランド:キウイ
★メキシコ:テキーラ
★ブルガリア:ゼレ(ジャガイモ)
★ハワイ:ワイキキ

どうして"Cheese"っていう言葉を使うようになったかは、色々な説があります。例えば、「昔はCheers」だったとか。一番まともなのは、

the standard photographer command "Say cheese!" used to elicit smiles.
(cheeseと発音すると、笑った顔を引き出すから)

ためしに"Cheese"と言ってみましょう!なんか笑いが出てくるような感じがしませんか?*GRIN*

【ピースサインはヒッピー族の象徴?】

私たちは写真を撮るときなどにピースサインをします。しかし、アメリカでは、今ピースサインをする人はいません。

ピースサインは1960年代に出現したヒッピー族の間ではやったジェスチャーだからです。(ヒッピー族とは、既成のモラルや慣習にとらわれず、自由気ままな生き方を選んだ人たちのこと)。

日本では、ピースサインは第二次世界大戦敗戦後、GHQ司令官として赴任したダグラス・マッカーサーがvictory(勝利)を示すために指を2本立てたのが初めとされています。ちなみに、ピースサインを広めたのは、タレントの井上順が1971年にテレビ番組で連発させてからと言われています。

※手のひらを相手に向けたピースサインは、ギリシャでは「くたばれ!」という意味になってしまう。
※手のひらを自分に向けたピースサインは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、性的な意味を表すことになる場合がある。
※Vサインは、百年戦争においてイングランド軍の弓兵が、敵であるフランス軍を挑発するサインとして使用したのが発祥であると言われている。イングランドの弓兵隊は飛距離や貫通力に優れたロングボウと呼ばれる長弓を用いて、フランス軍に対して多大な戦果を上げたため、捕虜にされれば二度と弓を引けないよう、指を切り落とされることがあった。その指を敢えて見せ付けて、「切り落とせるものなら切り落としてみろ」という意味合いがそのサインにはあった。(ウィキペディアより)