イースター(復活祭)とは、キリストの復活を祝うお祝いです。それと同時に、復活祭は春の自然の蘇りを祝う日なのです。シンボルは多産で有名な『ウサギ』と生命の始まりを意味する『卵』です。

“Easter”の語源はアングロ・サクソンの女神に由来するとのこと。この祭りは春分の日に行われていたそうです。おまけに”Easter”は東や日の出との意味もありますよね!

復活祭には、家族が集いご馳走を食べます。子供にとって最も楽しみなのは、卵狩(エッグ・ハント)と卵ころがし(エッグロール)です。子どもたちは、競ってあちこちに隠された美しく染められたゆで卵を探したり、卵の殻を割らずに坂の上からころがしたりして遊びます。


【Easterっていつなの?】

 2018年から2027年までのEasterの日付が載っているリンクをチェック!

 イースターの日付は、春分の日(3/21)以降、最初に満月となる次の日曜日と決まっています!詳しい理由や情報は世界の民謡・童謡のサイトをご覧ください。


【豆知識:縁起のいい動物”ウサギ”】

 みなさんは、ウサギが非常に縁起のいい動物であるということをご存じですか?欧米では、ウサギの足をかたどったキーホルダーがお守りとして人気あります!その理由をご説明しましょう。

B.C. 600年以前の西ヨーロッパでは、精霊が動物の体の中に宿ると信じられ、人間自身もある種の聖なる動物の子孫だと考えられていました。

ウサギは
◎地下に穴を掘って暮らしている=動物の体に宿ると言われている地下の霊と交流している
◎ウサギは非常に多産である=霊がウサギを健康と繁栄と豊穣のシンボルにさせている

という理由で、”ウサギ=縁起物”と位置づけてしまったのです!その中でも、ウサギの足は小さくて簡単にしなびることから、この部分を人々がお守りとして持ち歩くようになったのです!(欧米に友達がいる人は、是非”Rabbit’s foot key-chain”「ラビット・フット・キーチェーン」について尋ねてみましょう。)


【アレックス君のイースター】

 Takが以前ホームステイでお世話になったご家庭の一人息子アレックス君のイースターを密着取材しました!

イースターアレックス

いろいろな色で卵に色づけするんだよ

今度は赤色の卵をつくってみよう!

お父さんやお母さんが埋めた卵を探しているんだよ

水色の卵を発見!

こんなにたくさんの卵をゲットしたよ!

 ちなみに、アレックス君の家は毎年イースターになると、エッグハンティングをしていました!イースターに限らず、アレックス家はいつもこういったイベントを欠かさず、それもかなり凝ってやっていました!これが典型的なアメリカの家庭なのかもしれないですね。日本のサラリーマンは、深夜まで残業をしたり、会社が終わったあと、同僚と飲みに行ったりする人も多いけれど、アメリカのサラリーマンは、就業時間が終わるとすぐに家に帰って家族と時をともにするとよく言われますよね!家族を大切にする精神、日本人も見習わなくちゃいけないですね!(その割にアメリカ人の離婚率が非常に高いという矛盾もありますが・・・)


【Easter リンク】

 Easterbunnys.net (英)
→Easter songの紹介から、世界のイースターの紹介まで、いろいろな情報が満載!
 Easterの洋書やグッズ
→こどもから楽しめるEasterのアイデアやレシピ集がたっぷり!
 history.comのEaster特集サイト (英)
 123greetings Easter (英)
→海外の友達にEasterのグリーティングカードを送ろう!