Saola(サオラー):ベトナムレイヨウ

 アムラー、シノラー、シャネラー、サオラー、、、??サオラー??霊長類最強との呼び声が高い吉田沙保里のこと??今回は、先日発生した台風22号サオラーに関するネタです!以前ハリケーンや台風の名前の由来&付け方は?という記事で、ハリケーンの名前に関する命名法を扱いました!今回はまず、日本の台風に関する命名法を見てみましょう。

 気象庁のホームページをまとめると、

1. 毎年1月1日以降、最も早く発生した台風が1号。
2. 台風委員会(日本を含む14カ国等が加盟)が、2000年より北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風に、同領域内で用いられている固有の名前を付けることに決定。
3. 2000年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、発生順に140個の名前を順番に用い、その後再び「ダムレイ」に戻る。
4. 大きな災害をもたらした台風などは、台風委員会加盟国からの要請を受けて、その名前を以後の台風に使用しないように変更することがある。

とあり、3番や4番等、ハリケーンの命名方法と通ずる面もあるのが特徴です!ちなみに、気象庁のホームページに、140のすべての名前リストが掲載されています!

気象庁のウェブサイト

 今回発生したサオラー(Saola)は、リスト最後の140番目で、ベトナム語でベトナムレイヨウ(ベトナムからラオスにかけての山岳地帯に分布する、ウシ科の動物)の動物ということです!なんだ、アムラーやシノラーとは関係ないんですね😅ちなみに、ネットでは吉田沙保里選手と関連づけたネタが多数出回っていますね🤣(ちなみに、ラーとは「~ファン」といったニュアンスで使われます!)

saola

ちなみに、140のリストの中には、日本が命名した名前が10個あり、どれも星座の名前に由来することが分かります。

テンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシ

これは、台風の影響を最も受ける船舶の運航に多大な役割を果たしているという理由だそうです!